壁紙の簡単な補修方法
普段生活していると壁紙に物をぶつけてしまって傷を付けてしまうことありますよね?
傷ついたままだと気にになるし、お客さんが来た時に恥ずかしいなぁと思うんだけど、、、
「業者に依頼したら結構な金額がかかるんじゃないか?」
「お金をかけて直すのは嫌だけど自分じゃ上手に直せないんじゃないか?」
そう思う方はたくさんいらっしゃると思います。
今回は私にでも出来た誰でも出来る簡単な補修方法を4つご紹介していきます。
壁紙に小さな穴(5~6mm程度)が開いている場合
画びょうやビス等で小さな穴の補修には「ジョイントコーク」を使うのが便利で簡単です。
チューブ状になっている物でかなり多くの種類の色の物がホームセンター等で販売されており簡単に手に入ります。よくコークボンドなどと呼んでいる商品で内装関係の仕事をしている方なら馴染みがある物だと思います。
作業手順
1,ジョイントコークの蓋の先端部分を小さく切ります。(大きく切ると穴にうまく注入出来なくなることがあります)
2,穴の部分にジョイントコークを注入(壁の表面から少しだけ盛り上がる程度)してカッターナイフ、ヘラ等の平らな物でなでて表面を平らに仕上げます。
3,穴の周りに付着したボンドコークをきれいな濡らした雑巾、または水を含ませたスポンジで拭き取る。
ボンドコークは粘り気のある液状の物なので乾燥する前に触ってしまうと形が変形してしまいます。乾燥するまでは触らないように気を付けましょう。
壁紙がめくれているだけの場合の補修
壁紙が剝がれているけど紙が繋がって残っている場合は「壁紙用の糊」を用意します。
こちらの糊もホームセンター、インターネットで安価で簡単に手に入ります。水で希釈するタイプの物やそのまま使えるタイプの物など様々な物がありますが基本簡易的な補修であればどれでも問題なく使用できます。
また壁紙を貼り付ける際に壁紙を押さえつける為のローラーがあると便利です。
作業手順
1,剥がれている部分の壁紙に少し水を付けてまっすぐ平らにする。
2,剥がれている部分の壁紙の裏面、壁面全面に壁紙用の糊を塗る。
3,ローラーで壁紙を抑えて圧着させる。
4,表面に付着した壁紙の糊をきれいな濡らした雑巾、または水を含ませたスポンジで拭き取る。
剥がれた部分と現状の壁面の壁紙の継ぎ目が目立つ場合はジョイントコークを継ぎ目に少量入れて拭き取ると目立ちずらくなります。
また今回は木目の壁紙の補修だった為横方向の継ぎ目が少し見えてしまいますが縦横に柄のある壁紙の場合はもう少し目立ちにくくなると思います。
壁紙がちぎれている場合の補修
剥がれている部分の壁紙がちぎれてしまってなくなっている場合は壁紙も使用しなくては補修出来ません。壁紙が用意出来れば補修は可能です。
作業方法
1,新しい壁紙を剥がれている部分よりも少し大きく切る。
2,切った壁紙を補修したい場所が全て隠れるようにあてて傷の周りの壁紙をカッターで切れ目を入れて切り取る。
3,新しい壁紙と貼り付ける壁面に壁紙用の糊を塗る。
4,壁紙を貼り付けてローラーで押さえて馴染ませる。
5,補修箇所の周りをきれいな濡らした雑巾、または水を含ませたスポンジで拭き取る。
壁紙を探すにはメーカー、品番が必要になります。また壁紙は一定期間ごとに商品が更新されていくため古い壁紙の場合廃番商品になっており手に入らない場合もありますのでその場合は近似品を探すのが良いでしょう。ただし近似品の場合は補修箇所が目立つ可能性が高いです。
壁紙が膨らんで浮いている場合の補修
よく見ると壁紙が膨らんでいるように見えたりする場所があることがあります。
この場合は壁紙が壁面から浮いている可能性が高いです。こちらの補修は壁と壁紙の間に糊を注入してローラーで押さえて直します。
糊を注入する際に注射器を使うと便利です。こちらはインターネットで簡単に手に入ります。
作業方法
1,壁紙用の糊を注射器に充填する。
2,壁紙と壁面の間注射器刺し糊を注入する。
3,糊を注入した場所をローラーで押さえる。
4,針を刺した周りをきれいな濡らした雑巾、または水を含ませたスポンジで拭き取る。
注射器の針は斜めに切れている物が壁紙へ刺しやすく施工しやすいため購入する際は確認してから購入することをおすすめします。
まとめ
壁紙の傷は余程激しく損傷していなければ自分で簡単に補修出来る物がほとんどだと思います。
「下地の壁に穴が開いている、またはボロボロになっている」
「壁紙にカビが生えている」
「壁紙が広範囲に剥がれている」
こういう場合は専門業者に相談してみることをおすすめします。自分で無理に直すと余計に酷くなる可能性があります。
細かい壁紙の傷が直るだけでも部屋はきれいに見えます。
私も細かい補修はほとんど自分でやっていますので是非皆さんもやってみてください。
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